「伝える」と「伝わる」はちがう

どんなに良い商品・サービスをつくっても、実際には使ってもらう機会すら与えられない、使ってもらえないから良さが伝わらない、そんな悪循環に頭を抱えている現場を、広報・PRのチカラで何度も救ってきました。

最初のキャリアは開発と販売以外何でもやる係

新卒で入社したのはITベンチャーのパソコンソフト開発メーカー。広報・販促・ブランディング…とにかく開発と販売以外は何でもやる係としてキャリアをスタートしました。

当時はマーケティングという言葉はまだあまり知られていなかったこともあり、「本当に良い商品なので使ってもらえばその良さをわかってもらえるはず」と、プロダクトアウトの考えが標準の社内。

開発終了してから広報活動を始めると遅すぎるため、ソフトウェアの開発仕様書を片手に、まだまともに動作しない開発中のアプリケーションを触りながら、お客様のメリットにつながるプレスリリースの切り口を試行錯誤して捻り出していたのが懐かしい思い出です。

企画開発を担当したエンジニアに製品特長を尋ねると、実際に使用されるお客様では理解できないような難解な言葉で説明され…これは「翻訳」が必要だ!と痛感しました。

「伝える」と「伝わる」はちがう

どんなに良い商品・サービスをつくっても、実際には使ってもらう機会すら与えられない、使ってもらえないから良さが伝わらない、そんな悪循環に頭を抱えている現場を、広報・PRのチカラで何度も救ってきました。

つくり手や経営者の方は、皆さん熱い想いを持っていますが、その想いを「伝える」ことは必ずしも得意ではないように思います。

想いがあるからこそ、客観的に見るのが難しいという点もあるのでしょうね。

惚れっぽくておせっかい焼き

わたしは根がポジティブなのか、ワクワクするもの・こだわりのお話を聞くと「わ、それはすごい!」と、素直に感動して、もっと詳しく知りたくなります。

詳しく知る中でさらに惚れ込んで、新たな魅力を発見してますます好きになる。すると、これは色々な人に教えたい!と広く伝えなくちゃという使命感にかられるのです。

心が動かされ、深く知り、翻訳して、伝える。

自分にとっては当たり前にやっていたことなので、これが広報の仕事そのものだということに気づいたのは、実は最近だったりします。

PRはうまくまわるとみんながハッピーになれる

PRはうまくまわると、お客様・メディア・伝える先、その3者の心がつながる最高にハッピーな状態になります。 そのためには情報を押し売りするのではなく、有益な情報を必要としている人に届けることが大切です。その橋渡しを、ぜひわたしにサポートさせてください。 「うまく言葉にできないかもしれないけれど伝えたい想いはある」そんな皆さんの熱い熱いお話しを、たくさんお聞かせいただきたいです。

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